(Summaries in English and French follow the Japanese).
リベルテでは、7/23(金)から9/5(金)の期間中、”日本のおいしい食べものを世界に発信”をテーマに、これまで培ってきた国内およびフランスの生産者とのつながりをカタチにした、限定商品を期間限定で発売中。
また、商品の販売にあわせて生産者それぞれの想いやこだわりをインタビューした記事を順次公開。知られざる魅力を日・英・仏語で発信しています。
第1弾は北海道足寄町でチーズを製造する「しあわせチーズ工房」。
「しあわせチーズ工房」とのつながりは、リベルテ京都店の元トップパティシエであり、現在は北海道足寄町に移住し、町おこしにも従事する中塚隆雄さんとのつながりから、このコラボレーションが実現しました。
お正月に「しあわせチーズ工房」のチーズを使用した「新春 幸せサンド」を限定発売したところ、大変好評だったため、今回期間限定で「しあわせサンド第1弾!”ハムとチーズのしあわせサンド”」として再販が決定しました。
この記事では、「しあわせチーズ工房」のこだわりや絶品チーズの秘訣をご紹介します。
理想の味を求めて!「しあわせチーズ工房」 ができるまで
「しあわせチーズ工房」は、チーズ職人である本間幸雄さんが北海道足寄町 茂喜登牛(もきとうし)に2016年に設立した工房です。本間さんがチーズ職人を目指すと決めたのは高校生の時。牛を飼いながらチーズを作っている方をドキュメンタリー番組で見て、チーズ職人に憧れたそうです。
本間さんは自分が思い描く理想のチーズ作りをしようと北海道に移住を決意し、道内の牧場を訪ね歩き、何度も試作しながら納得できるチーズの味を追い求めました。そしてやっと出会ったのが、のちに工房を構えることになる北海道足寄町で、牛にストレスのかからない循環型の放牧酪農を行う「ありがとう牧場」さん。
「しあわせチーズ工房」を本格的に始動する前の2013年から「ありがとう牧場」でチーズ作りを始め、試行錯誤を繰り返してやっと納得ができるチーズが仕上がり独立を決意。日本ではめずらしい羊乳100%のハードチーズなども提供し、確かな品質と味わいから話題を集め、2020年には「ジャパンチーズアワード2020」でグランプリを受賞するなどの功績を残しています。
「ありがとう牧場」との出会い
本間さんは「ありがとう牧場」で牛飼いとして約2年の経験を積みながら、自然豊かな足寄町の土地の特長をどうチーズに活かせるか模索していました。「ありがとう牧場」では豊かな大地を守り、自然の調和を活かす循環型の「放牧酪農」で約100頭の牛を育てています。
土地の広い北海道でも「放牧酪農」で牛を育てている酪農家はわずか7%。牛・草・土の循環を利用したこの農法を「ありがとう牧場」では、”奇跡の農法”と呼んでいます。大地の自然を最大限に活かすことで採れるやさしい味わいの生乳のお陰で、この土地ならではのチーズが生まれました。
“自然のリズムを崩さないよう、毎朝搾りたての温かい生乳を使い、昔ながらの銅釜で丁寧に製造、そして出来上がったチーズは1年を通して温度の安定した半地下の熟成庫で熟成することで、ここ茂喜登牛でしか作れないチーズになります”。
引用元:「しあわせチーズ工房」HP
「しあわせチーズ工房」のチーズ「幸(さち)」
7/23より発売中の限定商品「しあわせサンド第1弾!”ハムとチーズのしあわせサンド”」には「幸(さち)」と名付けられたチーズを使用しています。「幸(さち)」は、5~11月の放牧時期に「ありがとう牧場」で採れる生乳でつくられる長期熟成のチーズ。2020年に「ジャパンチーズアワード2020」加熱圧搾/6 カ月以上部門でグランプリを受賞した大人気商品です。
“放牧期間中のミルクは、味と香りがとてもよく、発酵する力も強いため、チーズも素晴らしい味わいに仕上がります。青草の香り、熟成した深い旨み、ミルクの甘み、ナッツやキャラメルのような香ばしさが魅力です”。
引用元:「しあわせチーズ工房」HP https://www.shiawasecheese.com/
「しあわせサンド第1弾!”ハムとチーズのしあわせサンド”」
チーズ「幸(さち)」をフランス老舗製粉会社「ムーランブルジョワ」から直送された小麦粉を使用したリベルテオリジナル「バゲット」で挟んだサンドイッチ。チーズの名前「幸(さち)」にちなみ、ひとくち頬張った瞬間に思わず笑顔になり、幸せな気持ちになって欲しいとの想いから作られた特別な一品です。具材にはチーズの他に、フランス産の濃厚な味わいの生ハムも具材に入っています。
販売期間:7/23(金)~8/9(月)
価格:702円(税込) ※テイクアウト価格
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「しあわせチーズ工房」公式HP▶ https://www.shiawasecheese.com/
Facebook▶ https://www.facebook.com/shiawasecheese/
Instagram ▶https://instagram.com/shiawase.cheese
「ありがとう牧場」公式HP▶ https://arifarm.net/
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“Introducing the World to the Pride of Japanese Foods”.
【Introduction of producers Vol.1 】The Happiness Cheese Workshop in Ashoro-cho, Hokkaido
・HAPPINESS SANDWICH #1: “HAM-AND-CHEESE HAPPY SANDWICH”
From the Happiness Cheese Workshop in Ashoro-cho, Hokkaido comes a cheese made from free-range milk with the terroir of the seasonal grass on which the dairy herd grazes. Called “Sachi”, meaning happiness in English, this award-winning cheese gives this baguette sandwich its name. The baguette itself is made with flour from Moulins Bourgeois, an old-established flour mill in Seine-et-Marne in Northern France, which produces the flour from which the finest French bread is made. We’re sure this delicious sandwich will indeed bring happiness to those who eat it.
Sales period: Friday, July 23 -Monday, Aug 9. Price: 702yen (tax included)
Présentation de producteur Volume 1 : “L’Atelier de fromage Shiawase”, village d’Ashoro, Hokkaido
Pendant notre événement, nous vendrons la première édition de notre sandwich “Le Bonheur” ! Ce sandwich jambon-fromage contient du fromage Sachi de la “L’Atelier de fromage Shiawase”.
Sachi est un fromage à longue maturation fabriqué à partir de lait cru collecté à la ferme Arigato pendant la saison de pâture, de mai à novembre. C’est un fromage très réputé qui a remporté le grand prix lors de l’édition 2020 de notre concours national de fromage, dans la catégorie des fromages à pâte pressée de plus de six mois d’âge.